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北海道警察本部
交通部長 鳥 井 優 二
高齢者の交通事故防止について(依頼)
謹啓 大暑の候 皆様におかれましては、益々御清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、本年の道内における交通事故の死者数につきましては、7月21日現在76人(前年比マイナス14人)と減少傾向で推移しておりますが、そのうち高齢者の交通事故死者は、37人と交通事故の全死者に占める割合が49.3パーセントと半数近くを占める事態となっております。
特に、本年7月17日から19日までの3日間に、札幌市内において高齢歩行者、自転車利用者2人を含む5人が被害となる死亡事故が立て続きに発生し、本日、石狩振興局長名による交通死亡事故多発警報が発表されました。
これ以上の交通事故死者を出さないため一刻の猶予もならない状況となっております。
皆様におかれましては、
○交差点付近を横断するときは、左右の安全確認を徹底する。
○道路を横断する際は、横断歩道や信号機のある場所を渡る。
○車を運転する際は、漫然と運転することなく歩行者や自転車の動向に注意する。
などの交通ルールを御遵守いただき、高齢者が被害者にも加害者にもならないよう注意をお願いしたいのであります。
道内の悲惨な交通事故を一件でも減らすため、かけがえのない人命を守る活動に、皆様のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 敬白
北海道警察本部交通部交通企画課
011-251-0110